大小2つの球体がそれぞれ任意の速度で周期運動をする、時計のような抽象的なプロダクト「Q/period」のコンセプトモデルと、そこに至るまでの諸バージョンを展示します。太陽の周りを地球が、地球の周りを月が、そして地球上で私たちが世代を超えて一生~一日という周期を繰り返し続けているように、世界は大小の運動の関係性のうちに存在します。エイゼンシュテインは本のあらゆる部分が関係性を持ち合う「球体の本」を夢想していました。このプロダクトは、抽象性に意味を見出す本のインタラクティブな構造を活用しつつ、あらゆるものがつなぎあわせる球体たちの周期運動のうちに、鑑賞者が自らの個人的な物語を紡ぐことを誘う装置です。
1. アルミ、ガラス、金属、樹脂、モーター/350 × 350 × 250 mm(5点セット)/ ¥1,100,000
2. ガムボール / 約20 × 20 × 20 mm / ¥100
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