「HandSawPress」は、リソグラフ印刷機と木工の工具(のこぎり)があるD.I.Y.スペースである。食堂店主、建築家、空間デザイナーという、出自も得意分野も違う3人が集まり、今年の初めにスタートした。当初は「出版」や「レーベル」にしたいという意気込みだったが、始めてみるとなかなか難しい。現状は「場所」というのが適当だ。であれば、できる限りオープンな場所にしたい。おかげさまで、本やZine、ポスターなどの作品をつくる人が集まり、近所のおじさんが日曜大工にやってきたりもする。そんな2018年の場所の記録として、私たちが持つ16色のインクのカラーチャートを印刷した。オルタナティブなリソスタジオにとって、インク数が多いことは自慢である。色数を増やすにはお金も時間もかかるからだ。
これは1ページずつ買える本です。インクの色数自慢?それとも単なる色見本?インクとインクが重なる1枚のページに今年の思いを込めて「出版」します。
これは1ページずつ買える本です。インクの色数自慢?それとも単なる色見本?インクとインクが重なる1枚のページに今年の思いを込めて「出版」します。
紙、角材、ベニヤ/4112mm×1456mm/100円~10000円